丸亀シェイクぴっぴ のり塩まみれ味 190円
丸亀うどーなつ きび糖味 アサイーベリー味 390円+300円
丸亀シェイクピッピは、うどんを揚げてスティック状にしたお菓子。共通のぴっぴに注文時のカウンターに用意されているフレーバーの粉を袋に投入してフリフリして食べるスタイル。
表面がカリッとしているのは間違いなく、のり塩も海苔の香りと旨味のある塩を感じられるのですが、想像していたよりも歯を入れた時の食感が重く、野暮ったいのと油が滲んでくるのが気になりました。フライドポテトのようにスティックそのものから旨味が伝わるわけでもなく、ポテチのようにサクッともしておらず、なんだかちょっと高級になった駄菓子を食べているような感覚で、ちぐはぐとした印象。
うどーなつは、うどんの粉やギミックを取り込んで作られた丸亀製麺オリジナルのドーナツとのこと。
ぴっぴと違ってベースのドーナツは共通ではなく、ベース自体がプレーンなものからチョコが入っているようなものまで複数の種類が用意されており、そこから更にドーナツに応じたフレーバーの粉を袋のドーナツに振りかけるシステムになっています。
きび糖はプレーンに近い優しい味わい。アサイーはディップ用のソース付で、きび糖よりもちょっと高いのが頷ける豪華仕様。ソースがなかなかしっかりアサイーやベリーのテイストがしましたし、爽やかでありながらも酸っぱすぎず、バランスの良い美味しさになっていたと思いました。
ドーナツ自体もグニーと歯が深く押し込め、とても柔らかいのにモチッとした弾力がしっかりと主張されたユニークな食感を楽しめました。これは確かに唯一無二で、もしかしたら丸亀製麺でしか提供できないドーナツかもと思わせられるようなハッタリの効いたものになっています。
ただ、ぴっぴとうどーなつだけを買ってフードコートでぽつんと食べていると、やはりうどんの方が満足度は高いという結論に落ち着くのでした。それだけ丸亀製麺のうどんは美味しく、うどんを食べた時のちょっとした驚きや満足度と同様のものを期待するとうどーなつはそこまでではなく、あと一歩感が存在します。
ドーナツそのもののクオリティとして正直もうちょっとどうにしかして美味しくできるんじゃないかなあという気がしましたし、小さめサイズが5個で300円なので、丸亀製麺というロケーションと併せて値段を考えると割高な感じもしましたが、うどんを食べた後のデザートの選択肢が丸亀製麺に登場したことは喜ばしく、機会があればまた買ってもいいかもとは一応思えました。
ユニモちはら台2階のフードコードにある丸亀製麺。