2025年9月22日月曜日

ジャンボチキンカツハンバーグ (お食事処 甘太郎)

千葉市稲毛区緑町にあるお食事処 甘太郎でジャンボチキンカツハンバーグ定食をいただきました。




ジャンボチキンカツハンバーグ 900円

西千葉駅周辺の食事処といえば裏武蔵家や北京亭などが有名ですが、中でも千葉大グルメを語るうえで欠かせないお店として甘太郎が挙げられると聞きます。
長年に亘って千葉大生の胃袋を満たしてきた老舗中の老舗は、小綺麗にしてありながらも年季の入っていることが伝わる昭和レトロな大衆食堂の雰囲気が漂っていました。
店内はカウンター席とテーブル席で構成。2階には座敷もあるとのこと。

水はセルフでマシンから汲むタイプで、スタッフは調理担当の店主らしき高齢男性とレジなどの雑務を担当する大学生らしき若い男性の2人でお店を回しておりました。

注文してから10分程度でジャンボチキンカツハンバーグが提供。
なお、少なくともカウンター席においては、カウンターの台の上に料理の皿が載った盆が置かれ、ラーメン屋のワンオペ式のように客がそれを取って席まで運ぶシステムでした。カウンターの台が端っこの方だと途切れているので、隅の席だと少し料理を取るのが大変かもしれません。

見た目はやや既製品感のあるチキンカツとハンバーグ。
食べてみるとハンバーグはレトルトっぽい食感に結構すえたようなニオイとそれを誤魔化すための薬品臭的なきつさがありました。
チキンカツは、合盛り仕様だからか、だいぶ薄く、衣こそ揚げたてのザクザクとした心地良さが楽しめましたが、まるで駄菓子のカツを食べているかのようなチープ感でした。

具沢山の味噌汁はゆるさが気になったものの、優しい味わいです。
ごはんは艶のある炊き具合で盛りも良く、美味しくいただけました。

うまい店かと云われると、今回食べたジャンボチキンカツハンバーグを食べる限りではどうかなと思いましたが、900円でチキンカツとハンバーグのコンビが食べられてお腹いっぱいになれるサービスの良さと、おじいちゃんの作る家庭料理的な味わいは憎めない魅力があります。



西千葉の甘太郎。だいぶお年を召された人柄の良さそうな男性が厨房に立っています。
卓上調味料はソースのみですが、カウンターの内には七味唐辛子のボトルが多くストックしてあったので、言えば七味や醤油などを出してくれるのかもしれません。