2024年4月11日木曜日

特製醤油ラーメン 焼きめし定食 (ラーメン魁力屋 東千葉店)

祐光にある京都北白川ラーメンの看板を掲げるチェーン店『魁力屋』で醤油ラーメンを焼きめし定食にしていただきました。



特製醤油ラーメン(並) 770円
焼きめし定食(大) 374円

注文はタブレット。
定食(セット)の焼きめしは(小)から(並)にするのには110円かかるものの、(並)から(大)にボリュームを増やすのは無料で出来、特に男性にとってはとてもお得感のあるオプションが用意されています。

出てきたラーメンはこれでもかと振りかけられてスープに浮かんだ背脂で白くなったスープとねぎの青々しさが印象的なビジュアル。
麺は細くてしっかりしてるのに滑らかさのある博多っぽさがあり、スープはオーソドックスなベース醤油なのだけども、たっぷり浮かんだ背脂が絶妙なコクを出していて美味しかったです。

熱々でホクホクしていた焼きめしはラーメンの濃い味に合わせるためかコクは少々抑えたもののように感じました。パラパラというよりは少ししっとりしている風。中華料理屋の店内で響くような火と油が格闘する豪快な音が聞こえたので、マシンではなく、鍋を振って作っているのかもしれません。それも頷けるほどの手作り感があったように思います。

水が卓上ピッチャーなのと、ねぎとたくあんが取り放題なのも嬉しいポイント。

ねぎは香ばしさが弱かったり、たくあんもやや水っぽく薄い感じですが、無料と考えるとどちらも十分な質でしょう。ただ、ねぎはともかく、たくあんはそんなに多く取るものではないことを考えると、他のラーメン屋のようにライスを注文した場合に何切れかをサービスするぐらいで良いので、もう少し質を上げてくれた方がありがたい気もしました。

にんにくの容器と匙が小さくて、ニンニクを加えるのが少々やりづらかったのは残念。

千葉祐光の魁力屋。昨年12月に、上場も果たしたそうです。

杉田家やとみ田が近くにあるこの場所で人がそれなりにしっかり入っているだけのことはある、個人的には結構当たりのラーメンをいただくことが出来ました。山岡家よりクセになりそうな味だったので、幹線道路沿いに店を出して朝営業してくれたらこちらの方の常連になる、という方も結構いそうに思います。

ただ、細麺だから余計にそう感じてしまうのかもしれませんが、並の量だとやや控えめのボリュームに思え、ごはん大盛り無料のお得な価格のセットがあるものの、実質、サイドメニューのセットありきな客単価が設定されているように映ってしまったところは少し気になりました。

なお、会計時に次回利用できる100円割引券がもらえます。かつやで配られているようなタイプの小さい紙です。有効期限はぴったり1ヶ月先まででした。