ラーメン 580円
二色丼 850円
店はカタコトの日本語を話す中国系らしき女性がフロアを担当し、調理は若めのお兄ちゃんが複数とその中に紅一点の構成で店を切り盛りしているようでした。
この界隈では美味しいと評判の町中華の人気店というだけあって、夕方5時の夜の部営業が始まってすぐにお店に入ったら既に先客がおり、後客もなかなかの数が入られておりました。
注文したのはラーメンと二色丼、先に出てきたのはラーメンでそれから少し経って二色丼。待ち時間は5分程度。
ラーメンはハーフカットのゆで卵と立派なサイズのチャーシューにわかめまで入っており、580円とは思えない豪華さに嬉しくなりました。
スープが非常に胡椒の効いたスパイシーな醤油で、胡椒の主張の強さが非常に印象的。
麺は、表面こそツルっとしているものの、モチ感や滑らかさがあるというよりは見た目とはギャップのある少し堅さの主張を感じる噛みごたえが特徴的。オーソドックさのあるチャーシューも、少しホロっとしているぐらいで基本的にはしっかりした食感。
二色丼は、ごはんと焼きそばの上に五目あんかけがかけられたもの。麺は柔らかめと硬めから選ぶことができ、硬めでお願いしたところ、皿うどんかというぐらいカリカリのものが出てきて、ここまで固くなるんだとちょっと驚きました。
あんかけ自体にそれほど何かを感じたわけではありませんが、具材は出来立ての熱々をしっかり楽しむことが出来ました。見た目以上にボリューミーで食べごたえもあります。
ただ、お店が外の看板でおすすめするほどのメニューかなという気も。
ラーメン、二色丼共に、クセがあるというほどではないものの、どこかしらに個性を感じ、それがうまく好みにピタッと嵌まる人には良い店だと思いました。
個人的には、正直しっくりこなかったとはいえ、どのメニューも値段の割にクオリティは安定して高いことが伝わったので、色々と試しながら自分好みの料理を探してみたくはなりました。
白幡神社の近くにあるラーメンの柵柵。
夜でも昼と変わらずにお得な定食メニューをいただくことが出来ます。