ココイチでロースカツカレーを食べました。
ロースカツカレー 1辛 929円
ポークソース1辛。提供までは5分程度。注文は店員さんを呼んで口頭で。
店内の張り紙によるとマックのようにモバイルオーダーも出来るらしいです。
スパイス感あって、1辛でもなかなかピリっとくる尖った辛さ。辛いのが苦手な人だと辛さ「普通」でも注意が必要なように思いました。
コクが広がるカレーというよりは、引き締まったスマートなルーという印象。
ポークカレーソース自体に固形の具はほとんど感じられず、小さい豚肉の切れ端のようなものが1かけらか2かけら入っていた程度。
スーパーで売っている高めのルーを調理すれば出来そうなカレーでもありますが、王道感がありつつもリッチ感を備え、家庭の懐かしいカレーともまた一味違うのに、一般的な日本人の口に合いそうなレベルの高いオーソドックスさは、食べてみるとココイチが多くの人に支持されていることに納得できます。
自分も、もっとカスタイマイズに凝って、自分好みのココイチを探してみたくなりました。
ロースカツはやや薄め。ボリュームをそれほど感じるわけでもないし、すごく驚きがあるわけでもないのですが、トッピングとしてのカツとしては十分に思いました。卓上調味料や添付のソースがないので、カツにとんかつソースなどをかけて味変できないのが残念に思いました。
卓上にあったのはとび辛スパイスと水が入ったピッチャーだけで、福神漬やらっきょうの類も一切ありませんでした。え、そんなことある? 店を出た後に調べてみると、どうやらSNSなどで拡散された所謂「迷惑動画」(卓上調味料や福神漬への不衛生な行為を撮影した動画)の影響で卓上の調味料や福神漬は撤去されている店舗があるそうです。
それを知ると仕方ないと同情してしまうとはいえ、ココイチといえば、ごはんを規定量バシッと盛れるスペシャリストが作っているイメージ。福神漬けもルーとライスの量に応じた適量を添えてくてれても……と思ってしまいました。
でも、勝手にルーやライスに福神漬を接触させるとこだわりのある人からクレームが来そうですし、別皿提供にしても店員さんの客席との往復回数が増えるなどの手間が増えて難しいのかもしれませんね。
千葉中央のココイチ。スタバや交番の側から横断歩道のエリアを渡る信号待ちが意外ともどかしい。
店の入り口はやや狭く、店内も縦長で決して広くはないものの、それほどせせこましさもなく、空間だけならカフェのような利用もできそうな、割と開放感があるように感じました。
カウンターは何席かごとにしっかりとした不透明な壁でパーティションされており、落ち着いた雰囲気の中で、カスタマイズした自分だけのオリジナルカレーを食べるのに集中することが出来ます。テーブル席もあるので、隣にある吉野家よりファミリーやグループにとって利用しやすい印象ですが、カウンター席の数がその分少ないので、ランチのピークタイムがどのような光景になっているのかが気になるところ。