2025年10月2日木曜日

特製鶏白湯 辛替え玉 (麺将 松風)

千葉市稲毛区弥生町、西千葉駅近くの麺将松風で特製鶏白湯と辛替え玉をいただきました。



特製鶏白湯 1200円
辛替え玉 250円

店内はテーブル席とカウンターで構成。券売機で食券を買ってカウンターへ。

カウンター席はパーテーションが設けられており、スペースもゆったりしていて、食事に集中しやすい良い空間が演出されていました。店内も綺麗でシンプルさがありながらも、どこかスタイリッシュな雰囲気でした。水は店員さんが使い捨ての紙おしぼりと共に持ってきてくれます。

注文してから10分弱で特製鶏白湯が提供。
スープのとろみがなかなかすごく、クリーミーで濃厚。しかし、濃厚なのに優しくライトといった風で、一口目は少し甘いかなと思いましたが、すぐに慣れ、重たさやしつこさについては全く感じない不思議な食べやすさがありました。
生の刻み玉ねぎがとても香ばしくて良いアクセントになっており、一段違うグレード感やおしゃれさを巧みに演出しています。

鶏と豚のチャーシューは家系などにあるような燻製系をレアっぽくしたソフトな食感。

スタッフは若めの男女4人程度で店を回しており、元気の良さと男女4人全員がそれぞれがプロの料理人としての矜持を保ちながら厨房に立っているように映ったことが印象的でした。
その職人としての技術とプライドが詰められたことがしっかり感じられるクオリティの高い洗練されたスープなのですが、魂がこもり過ぎているからか、スープや麺の角や尖った部分のようなものを過剰に削ぎ落としており、垢抜けた食べやすさの一方で、全体的に丸すぎて主張や広がりに欠けるようにも思えました。

このあたりのしっくりこなさはニンニクなどで調整すれば変わるのかもと思いましたが、卓上調味料にはニンニクは置いてなく、ニンニクやショウガが欲しい場合は店員さんに声掛けをすればいただけるとのことでした。
どうしようかなと迷いましたが、辛い替え玉を頼めるとあったので、せっかくだから辛替え玉を頼んでみることに。店員さんを呼んで250円払って替え玉を注文。

注文してから1分程度というスピード提供された替え玉は博多とんこつとかにありそうな極細麺。表面ほんのり硬めの麺は最初からスープに入っている麺とは違うタイプのもので、印象が少し変わり、一杯で2度美味しい体験をすることが出来ました。

自分がこの店に入った時は一人よりもグループで来ている客が多く、また一人客は女性が多かったです。
店の入りやすさや食事をする環境、味の取っつきやすさとこだわりとのバランスなどに非常に気を遣われており、好みの違う2人が入るのに向いてそうな、ラーメンを食べたい気分じゃない時でも美味しく食べられそうな一杯を提供してくれる良い雰囲気のお店です。





西千葉駅近く、千葉大前の通りにある麺将松風。