千葉市中央区登戸にあるお蕎麦屋さんのたつみでミニかつ丼ともりそばのセットをいただきました。
店内は4人掛けのテーブル3卓と大人数用の小上がり2卓で構成。
自分が入った時はまだテーブルの席に余裕がある状況でしたが、もう既に昼のピークに備えて臨戦態勢をとっているみたいで、相席をお願いされました。席と席との間隔がかなり窮屈で、テーブル面積も狭めになっており、注文した料理や卓上に置く財布などの小物などの量によっては隣や向かいの人にかなり気を遣う必要が出てくるかもしれません。
驚いたのは注文してから提供までの早さ。実は3分から4分程度でかつ丼ともりそばのセットが出てきました。
予めかなり仕込みを済ませてあったのでしょうけども、ファストフード並みの提供スピードの割にしっかりしたかつ丼で、豚肉のプリプリとした弾力を楽しむことが出来ました。衣も違和感がなく、ほんのりと甘みが広がるお蕎麦屋さんのかつ丼に舌鼓を打ちました。ミニというにはだいぶサービス精神が旺盛なボリュームなのも嬉しいところ。
淡い色合いの蕎麦は見た目よりも口に入れた時の印象がやや太め。お店の質感はあったものの、薬味も含めてこちらはそれなりといった具合でした。蕎麦湯もかなりぬるく、これはいつ茹でたお湯なんだろうと思ってしまいました。
おばちゃんという表現がぴったり合いそうな女性店員がデリカシーを絶妙に削ぎ落とした接客を愛嬌にくるんで客に受け入れさせ、手際よく店を回しているのが見事ではありましたし、懐かしさのようなものも感じさせます。
逆に、ゆったりと食事を楽しみたいという人には不向きかもしれません。店内には食事中のスマホは遠慮してくださいとの貼り紙もされていました。
湾岸道路挟んで千葉市役所向かいにあるお蕎麦屋さんのたつみ。自分が食べている最中に、市役所の職員と思わしきグループが複数入って来られておりましたし、市役所の職員の人でお昼時は賑わうのでしょう。
忙しい時や店内が混雑している時でもスムーズに満足できる飯にありつける、早い旨い安いのお店です。