2025年8月5日火曜日

裏武蔵家ラーメン (裏武蔵家 西千葉本店)

千葉市中央区春日、西千葉駅すぐ近くにある家系ラーメンの裏武蔵家で店の看板名がつけられた裏武蔵家ラーメンをいただきました。



裏武蔵家ラーメン(並) 1300円

店内に入ると食券を買って、着席。席はすべてカウンターで構成されているようでした。
常連さんは着席する前にセルフのマシンから水を汲んでおくようですが、自分は初めての訪問だったので水がセルフのマシンだと気づいたのが着席してからでした。
しかし、店内の通路や席と席との間隔は比較的ゆとりがあったので移動は苦になりませんでした。また、水のコップが大きめサイズで持ちやすく、水汲みが1回で済みそうなのも良い感じ。

裏武蔵家ラーメンはモモチャーシュー2枚、海苔5枚に味玉がついてくる豪華仕様。

食券を店員さんに渡して5分から8分程度で注文したラーメンが出てきました。体感ではなかなか手際よく捌いていて、スムーズに丼が出てきたという印象です。

なお、食券を渡す際に好みを聞かれますが、今回はすべて普通でお願いしました。

ラーメンは、しっかり旨味やコクがある一方で尖った塩辛さがなく、全体的に角やこわばりが取れて丸くなったとても食べやすい家系。麺もごわつきがなく、加水の度合いが高くなったようななめらかさにちょっとした驚きがありました。

家系といったらの低温調理の燻製風チャーシューも、絶妙な食感で、それでいて他の家系とはまた違う艷やかさがありました。玉子も濃厚でその茹で加減の素晴らしさから客に美味しく食べてもらいたいという心意気が伝わるようでした。

素材や調理技術の高さなど随所にこだわりを感じさせる洗練具合はとても見事と感じさせる一杯です。

気になったところは、サービスでライスがつくメニューとそうでないメニューがどうやらあるみたいなのですが、どれがどうなのか分かりづらいというところ。自分の注文した裏武蔵家ラーメンにはライスがつきませんでした。

米高騰などの事情でやむをえないのかもしれませんし、並でもチャーシューや玉子のおかげ食べ応えがあったので、ライスは必須ではないと思いましたが、1300円払って海苔5枚載せる看板メニューならライスがついてきてもいいかなとは感じました。

また、食べやすさのある一方で、キレッキレの輪郭のくっきりした味わいや火傷しそうなぐらいの一口目の熱々の温度ではないなど、ちょっとインパクトに欠ける部分が人によっては気になるかもしれません。



西千葉駅の千葉大学の反対側、西友側の降り口方面にある裏武蔵屋。隣には松屋。
店員さんはとても元気良く声を出し続けていました。