特製昆布水つけ麺 1350円
券売機の一番上のボタンに設定されていたので、やはりお店のイチオシなのだろうと、自信を持って特製昆布水つけ麺のボタンをポチリ。
カウンター席について食券を店員さんへ渡すと好みについて聞かれます。全部普通で、と回答。
さらに、昆布水つけ麺は香味油を牡蠣油、鶏油、魚介油から選べることになっており、鶏油をお願いしました。
初心者だから、通ぶってチーユってちょっと言いたくなる小心者の側面。逆に何も知らずにトリアブラって言ってたら周りから笑われてたんじゃないかと後で思い出して恥ずかしさを引きずりまくるタイプ。
そんな小心者の恥ずかしがり屋さんでも中はゆったり食事の出来る落ち着いた雰囲気の店内ですし、店員さんも親切丁寧な接客でした。
ただ、カウンターのすぐ横にテーブルがあるレイアウトなので、カウンター席に座っていてもテーブル席のグループ客の賑やかな会話がストレートに耳に入ってくるのが少し気になりました。
お水はマシンからセルフで汲んできます。
お店がプッシュしているように思える昆布水つけ麺は他のつけ麺メニューより手間がかかるのか、ほぼ同じタイミングで食券を出した他の客のつけ麺より明らかに提供が遅く、10分以上はかかりました。
ラーメンを頼んだ客の丼が割とすぐ出てきていたのを見ると、急いでいる時や混んでいる時のランチで頼むメニューとしてはちょっと考えちゃうかもなと思いました。
とはいえ、提供された昆布水つけ麺は、頼んで良かったと思える美味しさでした。
よく締められた麺が優しく旨味の広がる冷涼で透明感のある昆布水に浸された丼と、鶏油のコクがある温かいつけ汁の入ったお椀、どちらもそれぞれ独立して美味しく、昆布水のままでもスルスルと麺をすすれます。
燻製のようなレア系チャーシューもハリがある一方でほぐれやすく、品質の良さやこだわりが伝わってくる極上感がありました。家系で出てくるチャーシューと似ているようで、また結構違う独特の良さが体験できます。
このチャーシューがたっぷり楽しめたので結果的には多少支払い額が増えても特製トッピングをして良かったと思えました。
つけ汁の中にもネギの下に細切れのチャーシューが結構な量入っており、食べ応え抜群です。
しかし、あくまで淡麗系なので、どこまでも透き通った味わいで品がある一方でガツンと来るものが欲しいという人には大人しいスープには感じましたし、太めではあるものの、すごく太いわけではない麺の存在感はやや中途半端にも思えました。
麺は冷麺ほどではないものの、ツルっとした反発力と瑞々しさがそれなりに存在し、汁と馴染みやすいタイプとは少し違う印象で、繊細になった美味しいうどんを食べているかのような感覚でもありました。
暑い時期にぴったりな爽やかさが楽しめる完成度の高い一杯なのは間違いなく、次に来た時は豚骨醤油ラーメンの方をチャーシュー入りでがっつりいってみるのを楽しんでみたいなと思いました。
西千葉駅近くの二代目五右衛門。
お盆期間というのもあるのでしょうけど、千葉大が夏休み期間に入ってからランチタイムの西千葉駅周辺の飲食店は空いていることが多いという印象です。
このチャンスに千葉大生より西千葉に詳しくなりたいというぐらいの意気込みで色々なお店を巡ってみたいです。
本当に夏休みの今が空いていて絶好の機会、そう感じます。
千葉大生の皆さんはいつまで夏休みなんですか。