2025年8月4日月曜日

幸ランチ (幸せのれんげ)

千葉市中央区松波、西千葉エリアで美味しいと評判のチャーハンのお店「幸せのれんげ」で幸ランチをいただきました。




幸ランチ(カニレタス炒飯) 1180円

西千葉エリアで評判の店内はテーブル席とカウンター席で構成されており、3席ほどあるカウンターに座らせていただきました。

注文したのは幸ランチで、カニレタス炒飯にスープと杏仁豆腐がつくランチメニュー。大盛り無料とのことなので、大盛りにさせていただきました。

提供までは10分から15分程度といったところ。厨房1、ホール1の2名体制でお店を回しておりましたが、見ていると若干オペレーションがスムーズではないように映ったので、場合によっては料理が出てくるまでもっと時間がかかることが想定され、急いでいる時のランチには不向きかもと思いました。

ただ、提供されたチャーハンは、チャーハン専門店なだけあって、なかなかの美味しさ。
一口目によくある分かりやすい塩辛さとか中華だしやコクがあっという間に広がっていくというものではなく、第一印象はあっさり気味かなと思わせておいて、カニやレタスなど、チャーハンに混ぜ込まれた具を噛みしめると旨味が広がっていくマジックが見事。
パラパラとした炒め具合も匠を感じます。大盛りのボリュームもばっちり。

ただ、食べやすさの一方で、やや押しや引き込みの力強さに優しさが出すぎているチャーハンではあるので、チャーハンはやはりガツンとしたものが好みという人には物足りなさを感じてしまうかもしれません。
とはいえ、これは今回食べたカニレタス炒飯が品の良さを重視したテイストになっているのであって、他のメニューは大きく違った味わいを楽しめるのかもしれない。そういう期待感を抱かせるクオリティでした。

個人的には、塩辛さのない中華スープも含め、好みにあっており、違うチャーハンだと味がどう変わるのか知りたいと思いましたし、このお店の作るチャーシューがどういうものなのかなど、食べながらもう既に次の訪問時のことに思いを馳せていました。
ランチセットについてくる杏仁豆腐はフルーツの量こそ多かったものの、他と比べると落差のある凡庸な感じなので、お昼の訪問でもランチセットにこだわらなくてもいいかなと思いました。

近くの席の人がれんげを使って食べているのを見て初めて店名にもなっているレンゲがちゃんと存在することを知ったが、自分の盆や目の前の箸立てにはなぜかれんげが用意されていなかったり、混雑時の訪問は躊躇するような客捌きのぎこちなさなど、接客やオペレーションで気になる点はあるものの、それでもまた行きたいと思わせる魅力的なチャーハンでしたし、何より外待ちする人用の麦茶が用意されていたりと、お店側の心配りとそれが醸し出す温かい雰囲気も良かったです。




西千葉駅から千葉商業高校近くへ行ったところのゆりの木通りとさくら通りが交差する場所にある幸せのれんげ。