2025年7月6日日曜日

ITパスポート試験を受験してきました

6月21日(土)にITパスポート試験を受けてきました。

CBT形式で受験日や会場を柔軟に選択出来るだけに、合格の自信がつくまでなかなか受験に踏み切れなかったのですが、売上No1.ITパスポート絶対合格の教科書(高橋京介)を6周分以上読み込んだので、流石にもういいだろうと受験。

試験時間は120分(2時間)で100問になっています。受ける前は、ささっと終えて電工2種や2級ボイラーの時のように1時間が過ぎたら退出する気でいたのですが、なんのなんの、実際に受験してみると、100分ちょっとぐらいかかってしまい、結構ぎりぎりでした。

見たことない問題が多くて悩んでしまったこと、計算やプログラミング関係の問題が存在し、その他も問題文が長いものが割とあって、しっかり設問と解答の選択肢を確認しているとどうしても時間がかかってしまうなと思いました。

会場でパソコンを利用してマウスカチカチしながら受験するCBT方式なので、試験終了後にすぐ成績が出てきます。手応えとしては合格基準の6割はなんとかいってるだろうけど、8割はちょっときついかなあ、7割も怪しいかもといった具合だったんですが、大体それぐらいの成績になりました。

自分的には電工2種やボイラー2級の試験に比べてかなり難しい試験だと思いました。誰でも受かる試験ではなくて、パソコンを自宅に所有していて日頃触っており、アンテナの高いエンジニア系の発信者の方をフォローするとか、IT系のニュースに触れていないとだいぶ厳しいのではと感じました。また経営・経済関係のメディアにも日頃から触れていると初見の問題でも割と消去票で選択肢を絞り込みやすく、有利に運ぶと思います。

そういう意味で、ITパスポートという名称の試験ですが、一般教養として、社会人となるのに持っていてもいいのかな程度の知識が問われるので、社会人パスポートともいえ、就活を控えた大学生や社会人なりたての若い人向けの勉強する機会を与えている資格に感じました。

参考書をメインにかなり時間かけて読み込んだ割には、見たことない問題ばかりだったので、受験してみて初めて、その出題範囲の広さ、ストラテジ、マネジメント、テクノロジーの3分野をしっかりカバーすることの大変さを思い知りました。もっと過去問にも時間を割くべきだったのかもしれないというところが反省点です。
自分が使った参考書は非常に分かりやすく様々なことを説明してくれていますが、結構な分量があるとはいえ、それでも参考書だけだとなんとか7割に届くぐらいかなと思いました。

ただ、所詮は4択ですし、日頃からパソコンやスマホを触ったりしている人ならなんとなく聞いたことがある用語が正解になる問題も結構あります。例えば、テザリングとか。

100問120分は、なかなか集中力維持するのが難しいなと実感しましたし、CBTの操作性の良いところと悪いところ(気になったポイントをチェックしておけるとはいえ、それを利用しないと振り返りがしづらいなど)が分かったのは、来年受験予定の電験三種に向けて大きな収穫でした。

試験場に持参していく確認書。これとマイナンバーカードなどの身分証明証が必要でした。


試験会場となった日本生命千葉駅前ビル。
センシティ前(向かい)のデイリーヤマザキ近く(隣)にあります。