2025年7月1日火曜日

ラーメン (俺の生きる道 千葉駅店)

千葉市中央区新田町に6月16日オープンした二郎系ラーメンのお店「俺の生きる道』。

ハネムーン期間も終了したのか、空いてそうな時間であれば待ちなしでチャレンジしやすい雰囲気が醸されていたので、通し営業であることに感謝しながらラーメンをいただきました。


ラーメン 麺300g 1050円+50円

店に入ると券売機でレシートとセットになった食券を購入します。この券売機で細かいトッピングや野菜ニンニクアブラの量をカスタム出来ました。

呪文詠唱式ではないことにより、店員とのコミュニケーションやローカルルールにハードルを感じる人にとってとても入りやすいお店だなと感じる一方、券売機がバーガーキングのようなスクロール操作が必要なデジタル式なので、割と操作に戸惑いやすい気もしました。
ただ、決して分かりづらさはなく、ご一緒にこのトッピングやセットはいかがですかというファストフード店のようなセールス機能を削ぎ落としたシンプルな券売機の設定になっているのも好印象です。

テーブル席のみとなっている店内はファミリーやカップルなどのグループ客でも落ち着いて食事が出来るデザインになっているものの、そんなに広くない店内いっぱいにテーブルを置いているので、中待ちスペースがなく、1人か2人が店内の券売機前で待てる人数の限界となっており、後は外で待たなければならない感じなのもシチュエーションによってはストレスが溜まりそうに思いました。
これについては逆に、待ちが外だけなので、待っている人数がわかりやすく、中に入って思ったより待っている人がいて時間がかかったということがないのはありがたいともいえるのかもしれません。

ラーメンは基本料金が1050円で麺量やチャーシュー、トッピングの追加などで追加料金がかかる仕組み。基本の麺量が150gということなので、今回は50円プラスして1段上の300gの麺量で注文。ヤサイニンニクアブラは全部普通で。ニンニクは普通(標準)で入っているようでした。

注文してから7分から8分程度で出てきたラーメンは、すごくマイルドでしつこくなくて食べやすい二郎系ラーメンといった風な印象で、やや薄味で奥深さや広がりが物足りない気がしましたが、プロのラーメン店のしっかりしたクオリティではありました。
味については、濃くしたい人は卓上調味料で調整出来るので、あえて薄めにしているとも考えられます。
ただ、ニンニクアブラもそんなに存在感のないものに思え、量を普通にしているとガツンとくるインパクトに欠けるので、他店のイメージで店に入る場合は、いつもよりニンニクやアブラの量を多くするのが良さそうです。

ラーメンとは対象的にチャーシューは濃いめの味が主張されていました。トロッとした部分とかみごたえのある部分のコントラストが映える厚みのあるチャーシューでした。

全体的にテーブル席のお店なのに水はセルフでマシンのところまで行かないといけないなど、ちょっとちぐはぐ感がある印象でしたが、こういう雰囲気満点だけど本場ほどガチじゃなく、食べやすくて入りやすいライトユーザーに優しい二郎系のお店を待っていたという人も多いはず。

接客は少しアマチュアっぽいというか、ヤンチャなお兄さん達による学園祭的な接客クオリティにも感じましたが、キャパの割に多いスタッフの人数でカバーしており、そういう微笑ましさも含め、明るい雰囲気の中で元気とパワーが充填できるお店でした




C-oneの裏側通りのファミマ隣という良い立地なのだろうけど、穴場感のある場所にオープンした俺の生きる道。人の流れを大きく変える起爆剤となるのでしょうか。