赤丸新味 980円
注文は席からタッチパネルでする方式。
せっかくの一風堂だし、とんこつラーメンが食べたいなと思ってラーメンのメニューを見るとスタンダード系の白丸とピリ辛風の赤丸というのがあるらしいので、赤丸新味を注文。
赤丸には新味ではない、オリジナルっぽい赤丸シンプルというものが存在しており、何が違うのかと疑問だったのですが、後で調べてみると構成がシンプルの方が手軽に楽しめるようなものになっているのだとか。
ランチタイムの15時までは替え玉かライスが1回無料で注文出来るサービスが実施されていたので、今回はそちらを利用させていただきました。
麺は替え玉の分も含めそれぞれ個別に硬さをタッチパネルから選べたので、普通とカタで。
提供された赤みがかったとんこつラーメンはまろやかで食べやすく、流石有名チェーンといったクセのない安定の作りに感じました。すごくコクやパンチがあるわけではないものの、決して水っぽくもなく、臭みやカドの取れた丸い出来栄えは、俺についてこいというよりは、あなたに合わせますといった傅いてくれるタイプ。
ほのかなピリッと具合が良いアクセントを齎していますし、味をうまい具合に締めているのも自分好みでした。
カタにした替え玉も食べにくさが全くなく、それでいて食感の違いをしっかり楽しめました。これなら次回はバリカタに挑戦してもいいかもと思ったほどです。
また、自分が訪れた時、女性2人のスタッフで店を回しておりましたが、接客がとても素晴らしく店や仕事に対して誇りを持っているかのような姿勢が好印象でした。
気になったのは卓上調味料関係、食べ終わるぐらいの段階で、店に入ってきたリピーターのような客がさも当然かのように「辛もやしと高菜と紅生姜」を口頭で頼んで出してもらっており、その時初めて高菜や紅生姜をいただけることが出来るんだと知りました。
このあたりをタッチパネルで対応出来ていない点や、最初から卓上に置いておらず、口頭で頼まないといけない常連向け仕様なところが玉に瑕なように感じてしまいました。
千葉のナンパ通りにある一風堂。