2024年3月28日木曜日

京鼎小籠包 高菜炒飯 (京鼎樓 そごう千葉店)

千葉そごう10階のレストランフロアにある台湾に本店を置く京鼎樓で小籠包と高菜炒飯をいただきました。


京鼎小籠包 1150円
高菜炒飯 1380円

ここのお店は小籠包が評判ということですが、パッと一口食べた感じでは、ヤオコーの本当に旨い小籠包をすごく丁寧に調理したらこんな感じなるんじゃないかといったオーソドックスな小籠包を丁寧にした味わいで、個人的にはそこまで驚きはないというのが正直なところでした。

ただ、お店で皮から手作りという薄皮の小籠包は、もっちりしているけど、もったりしておらずしつこさがないのは見事だと思います。
この絶妙さは僕のような鈍感な客にはスーパーに売っているものと比較して、舌ではわずかな差にしか捉えられなくとも、これを実際に再現するのは容易ではない大きな壁が立ちはだかっているように感じました。

皮に包まれた、肉汁と錯覚させられるようなジューシーな旨味たっぷりのスープも香りよく、安物とは一段違う素材を使っていることが伝わり、食べていて贅沢な気分にさせてくれます。

もう一品注文してみた高菜炒飯は1.5人前から2人前ぐらいのシェアサイズに感じるほどのボリューム。パラパラしているのにオイリーさがなく、品の良いチャーハンには驚きがありました。ただ、主食として何かに合わせられるようにか、味付けがやや大人しめになっているようにも感じ、やっぱり中華料理って円卓でシェアして楽しむ文化なんだなと思ったり。

日高屋の炒めものにとかによくありがちな、炒めきれておらずやたら冷たいままの部分、があったので、もしかしたらベースのごはんなどは冷凍ものを使っているのかもしれません。




千葉そごう10Fの京鼎樓。お得なランチセットを注文できる時間帯は外待ちの行列が出来るほど混雑する人気店だそうです。

そごうの上の方の金持ち専用エリア感を演出している人工の滝を見つめながら、ここでわざわざ食べ物屋に並ぶのもどうかなとか考えながらエスカレーターに乗ってゆっくりと下に降りて、自分の居るべき場所へ戻りました。