市原市姉崎東の天一でチャーシューメンと半チャーハンをいただきました。
提供されたチャーシューメンは、スープから立ち上る湯気を顔に当てるとほんのり甘い香りが鼻をくすぐります。ただ、実際に口にしてみると、やや強めの塩辛さがありながらも、醤油のえぐみなどはかなり抑えられたスッキリと洗練されたスープに感じました。
麺はツルッとしている表面でなめらかさはあるものの、コシはそれほどでもなく、個人的にはちょっと柔らかい気もしましたが、スープがよく馴染み、食べやすいと思います。
チャーシューは歯で噛むとホロっと崩れそうな食感を存分に楽しめ、かなり丁寧に作られた質の良いものであることが伝わってきた一方で、チャーシューを口の中で崩す度に醤油ダレで味付けされた濃い味わいが広がり、このチャーシューの量を多くするとくどさが出てくるかなと思ってしまいました。
ラーメンと一緒に頼んだチャーハンは黒みがかかっていますが、食べてみて納得。この店では、チャーハンまで濃いめの醤油味でした。でも、醤油の香ばしさが際立つチャーハン、竹岡式ラーメンと合わせても決してしつこくなく、美味しくいただけました。
3ヶ月に1度の帝京大学ちば総合医療センターへの通院で姉崎方面に来たので、以前食べた時すごく美味しかったらぁ麺ひなたへ再び向かったのですが、時期的な関係て姉崎高校が早く終わった影響もあったのか、ひなたの外待ちが多かったので、駅の方にある天一まで足を伸ばし、リーズナブルに美味しい竹岡式ラーメンを経験させていただきました。
店主のワンオペ体制のひなたは、中待ち用の椅子も用意されているので、外待ちまで出来ていると時間読みが出来なくて列に参加するのをためらってしまいますが、天一は店がそれほど大きくない割にキャパはそこそこで店員の数も多いことから、回転率の良さも頷け、ある程度ならば並びが出来ていてもスムーズに食事にありつくことが期待できると思います。
ただ、天一というお店はあくまで竹岡式の尖った醤油スープが好きな人向けの店かなという感じがして、そのあたりが自分の好み的に少し気になっちゃいました。