釜揚げうどん(得) 360円
かしわ天 210円
ちくわ天 160円
うどんが出てくるまで注文した場所で待ち、うどんが出てくるとそれを予めレーンに置いた盆に載せて揚げ物コーナーへ進みます。そこで揚げ物などを取り、最後のレジコーナーで会計を済ませるお馴染みのセルフシステムはユニモのフードコートでも変わらず。
店側からしてもいちいち出来上がったタイミングで客を呼ばなくて良いですし、非常にうまく出来たセルフのシステムなんですが、ただ、客の視点からすると混雑時などだと席は空いてるのに渋滞のなか立って待たないといけないのがちょっと辛いかもと思いました。
特に、グループや家族連れで訪れる機会が多そうなフードコードタイプだと多くの人が並んでいる光景を嫌気され、席に座ってゆっくり会話を楽しみながら料理を待てる呼び出しベルを用意した店と比べて機会を逃してしまう場面もありそうです。
客が注文してから麺を茹でるのですごくスムーズに流れていくわけじゃないですし、前の客の進みのスピード次第でこちらの会計までの時間も変わってくるので、もどかしさを感じる場面をなんとなくイメージしてしまいました。もしかしたら、1日の釜揚げうどんの日だからか、ピリピリしたものが伝わってくる店員さんの雰囲気も影響しているのかもしれません。
ただ、料理は間違いなく美味しかったです。
冷たいうどんに比べてコシはかなり弱かったのですが、ほのかな弾力と共に艷やかさとなめらかさを纏ったうどんは丸亀製麺の人気を支える高いクオリティを存分に感じられ、きっと快適な待ち時間や接客の姿勢よりも職人としての腕を重視しているのだと、待ち時間に抱いた様々な懸念を容易に払拭してしまうぐらいの満足度の高さが存在しました。
麺が結構長く、汁の皿に移すのがなかなか大変で、途中で噛み切ろうとしたりしましたが、そのたびに麺が元気よく踊り、桶から茹で汁がピチャピチャ飛び散りそうになるなど、意外と食べにくさを感じたのが気になったところ。
でも、最大の得サイズというだけあってお腹いっぱいうどんを楽しむことが出来ました。
天ぷらもたまに丸亀製麺で食べると油が少し気になる時とかあるんですけど、今回はカラッと良い質感のものでした。かしわ天、200円以上出すのはちょっと勇気が入りますけど、見た目以上にしっかりと肉を食べた気持ちになれます。
ねぎやしょうが、わさびなどの薬味や天かすをセルフでプラスすることができますが、ボリューミーな得サイズを食べる時は自分の頭の中に描いた食事シーンの適量より多めに薬味を用意した方が絶対に良いと学びを得ることもできました。
ユニモちはら台2Fフードコートの丸亀製麺。画像だとまだそんなに人がいないように見えますが、それは自分がオープン時間直後に訪問したからで、この後すぐに列が出来ます。恐るべし、1日(釜揚げうどんの日)の丸亀製麺。