市原市西広、山倉ダムの近くにあるラーメンショップ山倉坂下店でネギラーメンの大盛りを頂きました。
店内はカウンター席の他にグループで利用出来るテーブル席もありました。
水はセルフで、注文は口頭。会計は食事後にレジの方へ移動して。
スタッフはメインで厨房を担う男性1人とそれをサポートするポジションで女性が2人という3名体制でお店を回していました。
注文してから7分程度でしょうか。たっぷりの麺量がでっかいどんぶりに入って出てきた迫力満点のネギラーメン大。ネギやチャーシューだってそれなりの存在感のはずなのに、なんだか自分で2玉分のラーメン作った時のようなアス比がバグった無茶感のあるバランスの見た目にわくわくさせられます。
スープは豚骨の旨味や油のコクがありながらも、まろやかさだったり横方向に広がるものはそれほどなく、尖った感じでしょっぱさの主張が強かったです。
麺は細麺で、低加水っぽさがあるのですが、パツパツでモソっとした感じやワシ感が強調されているわけでもなく、かといって、滑らかなツルシコやモチッと弾力に優れているとも違う、繊細でスルスル入っていくタイプで非常に食べやすかったです。
チャーシューはオーソドックさのあるホロ系。
ラーショらしいこだわり具合を発揮させているのがネギで、トッピング系の具の中でこれだけがちょっと浮いているんじゃないかというレベルで、鮮度の良さを感じさせるような質の高い香ばしさや風味がありました。
朝だけのタイムサービスなのか、ゆで卵が入っており、絶妙な茹で加減でしっとりとろみを伴った黄身を塩辛いスープに浸して食べるのがなかなか絶品です。凝ったラーメン屋のたまごというと、煮たまごのような味付けがされたものが多い印象ですけれども、プレーンなゆで卵でラーメンのスープを味わう魅力を再発見することができました。
とはいえ、やはりスープがしょっぱ過ぎるので、そこが人によっては気になるかなあと思います。でも、そのスープに味変用のおろしにんにくと豆板醤を投入して、この後、仕事とか学校だったらやばいだろうなという具合にして食べるラーショの罪深い美味さ、久々に楽しむことが出来ました。