朝セット カレー 480円
コロッケ 100円
ゆで太郎の蕎麦は冷たい方が美味い派の自分ですが、この日は、ふと高校生の頃に、千葉駅構内にあった万葉軒の立ち食い蕎麦で食べたコロッケそばが懐かしくなったので、温かい蕎麦にして、コロッケをお汁にドボン。
ややホクホク具合がどうなのかと気になってしまったコロッケですが、揚げたてサクサクのコロッケにつゆが染み込んで徐々にふやけていくのを段階的に食していくのは、これぞ後乗せサクサクの楽しみ方という感じで満足度が高かったです。
昔食べた万葉軒のコロッケ蕎麦はもっとシマダヤの袋麺みたいにブヨブヨだったし、つゆも醤油の濃さと甘辛がやたら主張された平坦さがあるものでしたし、コロッケも揚げおきの冷めたふにゃふにゃしたものでした。
それに比べれば、ゆで太郎の蕎麦はだいぶ洗練されたものに感じます。さすが、安価なそばチェーンの革命児。
ただ、ゆで太郎の蕎麦は繊細で粉っぽさがあるので、温かいつゆに蕎麦がちょっと負けてしまっている気がするんですよね。ざるそばの時にあるコシが、温そばだと消えてしまっているのも自分的にはどうでしょうポイント。
しかしながら、この日は、「赤鬼」という一味・七味・すりごま・ごま油などをブレンドしたゆで太郎オリジナルの調味料を多めにつゆへ入れてみたんですが、辛さがかなり増し、コクも気持ち出てきたので、蕎麦湯を丼に注いで、つゆを完飲。
温かいそばにしていなければこの新たな調味料のよる体験に出会えていなかったかもしれませんから、自分の好みとは多少違っていてもいつもとは違うことへチャレンジする気持ちと勇気は大切にしたいですね。
カレーは、如何にも昭和の形容がピタリと当てはまりそうな、日本の家庭風小麦粉カレーといった具合のビジュアルで、味もオーソドックス。
値段の割には美味しく感じましたが、一方で、ほろほろと崩れるぐらい煮込まれた具材が多く含まれている割にそこまで旨みやコクは口の中では広がりませんでした。辛さはほんのりスパイシーな中辛仕様。
日曜朝のきぼーる通りは人もまばらで、平日のように通勤で大勢が歩くという光景も見られません。店内も先客0、後客2で、郊外店ではなかなか出来ない(と思う)ほぼ貸し切り状態の空いているゆで太郎を堪能できました。
個人的にはもう少しだけ千葉中央駅に近いと利用しやすいのですが……。