2025年12月1日月曜日

馬車道スパゲッティ セレクトメニュー (馬車道 千葉幸町店)

千葉市中央区幸町にあるファミリーレストランの馬車道で馬車道スパゲッティのセットをいただきました。

なお、予め書いておくと今回の食事体験で自分はレストラン馬車道の本社へクレームを入れることになりました。そういった閲覧注意的な内容になっていることを承知の上でお読みくださるようお願いします。






馬車道スパゲッティ セレクトメニュー(チーズケーキ) 大盛り 1845円+220円

お店に入るとまず自動受付機で人数を入力。すると、テーブル番号が記載された紙が排出されるのでそれを受け取って指定された番号のテーブルへ。

テーブルにはメニューブックとタブレットが置いてあり、タブレットから注文することが分かりました。

テーブルの上に置かれたメニューにはセレクトメニューというメイン料理にサラダとドリンクバーとケーキがセットがなったものばかりが掲載されており、正直言うと自分はそこまでケーキが食べたいわけではなかったので、メインの単品だけかオプションもせいぜいドリンクバーだけでいいかなと思っていました。
そして、タブレットから注文しようとしたのですが、なんとこのお店のタブレット注文はココスのようにメニューブックに記載の番号を入力する形式だったのです。つまり、タブレットからメニューを呼び出してそこからタッチパネルで注文するということができませんでした。
本当は単品だけでいいんだけど、もしかしたらこのランチの時間帯はセットメニューだけの取り扱いになっているのかもしれないし、きっとどうしてもケーキを食べてもらいたいぐらいお店のおすすめなのだろうと、少し戸惑いながらもメニューブックのセットの番号を入力し、デザートにチーズケーキを選択して注文。

後で気づいたんですけど、タブレットの後ろにグランドメニューのブックが立て掛けられていました。でも、その時は初めての訪問だしせっかくだから店いちおしのケーキを楽しんでみるかとまだポジティブな気持ちでいられました。

注文を完了してから数分後にサラダが到着。それから暫くしてメインの馬車道スパゲッティが配膳ロボに載って登場。
注文してからメインが出てくるまで20分から25分ぐらいでした。

パスタは注文時に生麺と乾麺から選べるこだわり仕様で、今回注文した生麺はクセが強くなりすぎない程度に調整されながらも確かに存在するユニークな弾力を楽しめました。
お店の名前を冠した馬車道スパゲッティは明太子の載ったボンゴレで、なかなかの量のあさりが入っています。ソース自体は如何にも業務用という風で、全体的にはそこまでの驚きはなかったものの、ファミレスのメニューとしてカジュアルにいただけるよく出来たパスタだと思いました。

で、ここからが問題でして、メインの後に運ばれてくるはずのデザートがいくら待っても来ませんでした。
自分の席の近くにいた先客なんかもだいぶ遅れてからデザートが運ばれていたようでしたし、店内は空き席待ちが出来るほどではなかったものの、混雑はしていたので提供時間が遅くなるのも仕方ないのかなと思っていましたが、いくらなんでも時間がかかり過ぎており、計1時間ほど滞在したところで自分自身の昼休みの関係もあったので、これ以上待つのは無理と判断し、料金を支払って退店しました。

正直、自分が店員さんに声かけて聞いてみても良かったケースであるのですが、ここで声をかけてフロアスタッフの足を止めることでキッチンやマネージャーまで進捗や対応の確認で動きを止めてしまうよりは、動かざること山の如しの気持ちでギリギリまで待つという賭けをしたのですが、その賭けには負けてしまいました。

まあ、外食も人手不足に悩んでいるみたいだし、しょうがないよね。と、言いたいところなんですが、だったらデザート付きのコースのみのメニューだけをテーブルに置いて客単価を上げるために客を誘導すなと、正直言えばかなり腹が立ち、すぐ本社の方へ苦情のメールを送ったぐらい頭に血がのぼりました。

※馬車道本社の返答メールは翌日の午前10時頃に来ました。内容は、「この度は数ある飲食店の中から当店をお選びいただいたにも関わらずご不快な思いをさせてしまい誠に申し訳ございませんでした」から始まるテンプレ的なものに終始。でも、従業員への教育を徹底してまいりますの文章の裏には壮絶な修羅場が存在していたのかもしれません……。

こういった経験は初めてだったので、結果としてとても残念な時間を過ごすことになりました。

自分はもう二度とこのお店には行かないと思いますが、ドリンクバーのコーヒーの風味がしっかりしていて美味しかったことや、一人でもゆったりしたスペースの席が割り当てられて寛げたことなど、いくつかの魅力的な要素は満喫できましたし、グループで楽しい時間を過ごせるファミレスらしい素敵な空間であったことは記しておきたいと思います。




湾岸道路沿いにあるレストラン馬車道。

馬車道といえば、矢羽根模様の袴を着た女性が給仕をすることがウリの文明開化の香りを漂わせるコンセプト系のカフェレストランというイメージだったのですが、実際に利用してみるよ、受付から会計まで全てセルフで機械でのやりとりとなっており、配膳ロボが走り回る店内は合理化の結果、店員さんの姿自体を見る機会自体がそれほどなく、よくも悪くもコンセプトの主張の強さはそれほど感じませんでした。

一応、女性は袴を着ていましたけど、女性だけが給仕をするわけではなく、ワイシャツ姿の男性もおりました。若い女性のコスプレが見られるのではとスケベ心で入ってみても、中高年の女性が現実と共に温かく迎え入れてくれます。老若男女、一人でも複数でも安心して入りやすいお店です。