千葉市緑区古市場、茂原街道沿いにある旭郎山で郎麺をいただきました。
郎麺(中) 1050円
食券を購入して着席すると店員さんがすぐにカウンターの前に来て、食券を受け取り確認してくれます。今回注文したのは二郎系のメニューでしたが、ニンニクやアブラなどの呪文オーダーについては食券機から無料で出来るので二郎系に慣れていない人でも安心なシステム。全マシ券があって1押しでOKなのも嬉しい。
口頭での注文については不要になっているのですが、他のお客さんの中には「麺固め」といった風に好みを伝えている人もいました。
自分はアブラのみ食券で選択。ニンニクを押し忘れましたが、卓上に刻みニンニクがあるのでそちらでも調整出来ました。
注文から提供まで比較的空いている店内の状況で10分弱ぐらいといったところでした。
麺は割とワシっといける太麺タイプなのは二郎系でお馴染みですが、家系のようにパチっと主張がしっかりした食感の麺になっています。
醤油系のスープは、まろやかでクリーミーさをほのかに感じるほど。チャーシューはやや小ぶりな印象でしたが、トロッと柔らかく美味しかったです。もやしとキャベツの野菜やアブラを含めて全体的に質の良さと巧みさを楽しむことが出来る完成度の高い一杯をガッツリいただくことが出来ました。
二郎系で有名な旭郎山ですが、その他にも様々な種類のラーメンを提供している人気店です。
昔の牛丼屋のようなU字型ベースのカウンターは客としても戸惑わずに利用しやすく、店員の動線もスムーズで機能美がありました。
グループ客用のテーブル風にデザインされたエリアもあるので、ファミリーやお友達同士でも訪れやすいと思います。
気になったのは、席ごとに水の入ったピッチャーが用意されているのにコップが入口の食券機から対極方面の最も離れた位置にある点。どの座席に座ってもそれなりの移動を強いられることになり、機能美を備えたせっかくのデザインを損ねていて玉に瑕のように感じました。