すた丼(並) 780円
食券を購入して着席すると、店員さんが食券を取りに来てくれます。食券を店員に渡して提供までは数分程度でした。
看板メニューのすた丼は肉増しにしただけあってなかなかの迫力。
ごはんの上にドサッと載っている豚肉が柔らかくて食べやすかったですし、豚肉の下に海苔弁のようにこっそり敷かれている海苔もいいアクセントになっていました。
ただ、基本の味は血圧が心配になるレベルでかなり塩辛く、デフォでついてくるたまごをかけてまろやかにしてごまかす必要が自分にはありました。
思ったより旨味が広がらず、塩やニンニクの辛さが直線的に伝わってくる感じが強く、普段の食事メニューとしてはだいぶ好みが分かれそうな印象。
ただ、肉体労働した後に頭を空っぽにして食べると体に染み渡る高レベルながっつり系男飯ですし、780円の値段を考えると満足度の高い質と量で、丼飯をがっつり食べたくなった時にまた行きたくなる魅力を感じました。
サービス面はとして気になった点として、店は幅が狭めの縦長店舗で神経質になるほどではないものの、少々通路が狭めで、移動が決して楽ではない構造。
これで、水がマシン式のセルフなのは仕方ないとしても、調味料までセルフコーナーに置いてあるのを取りに行けないといけないシステムは個人的にはどうかなとは思いました。
いたずら防止等での苦肉の策なのでしょうけど、ボリューミーなすた丼だとどうしても途中でおろしにんにくや唐辛子などを使って味変したくなるので、結局セルフの調味料コーナーまでも移動しないといけないのは意外と手間に感じます。
更に、提供時は店員さんが料理を持ってきてくれますけれど、退店時は自分で食器を返却口に戻さないといけないので、それを考えると店内が混んでる時は入るのを躊躇してしまうかなあと考えてしまいました。
でも、そこまですることですた丼の一杯の質が保たれていると考えるなら客としてしっかり受け入れたいと思わせられるぐらいインパクトと人を惹きつける何かを持っている肉飯です。
千葉のナンパ通り沿いにあるすた丼千葉富士見店。向かいには家系ラーメンの千葉武蔵家さんがあります。