半チャーハンらー麺 1180円
お店は頼もしげなお兄さん2人で切り盛りされていました。店内入口で食券を買うシステムで水はセルフ。
お店の看板名にもなっている長州ラーメンは、とろっと粘度の高い濃厚豚骨スープが特徴的。
博多ラーメンほど細くなく、家系ラーメンほどわっしりしていない、もっちりしていてスープに負けない粘り気のような弾力のある麺もユニークに感じました。
コクと旨みが広がり、しっかりした味わいを感じさせるのに、粘度の高さの割にはくどくないので非常に食べやすく、多くの千葉リーマンがこの万龍軒を愛するのも頷ける一杯を楽しませていただきました。
ホロッとしていて脂身もしっかりあるチャーシューも、麺とスープほどのインパクトではないけれども、長州ラーメンの独特の魅力を増す匠を感じられます。
卓上調味料として、ニンニクと紅生姜があり、味変のつもりでニンニクをスープに入れるとスープのコクが更に引き立てられ、これはもう一度食べにいって色々とカスタマイズしてみたいと思わされました。
チャーハンは濃厚なラーメンと比べるとオーソドックスですが、しっかりとプロの腕前を感じさせる出来栄えで、単体だとボリューミーで力強いのに、ラーメンと比べると優しさを感じる味わいにおかしみがあります。
長州ラーメン万龍軒。
ラ・ピエール通りのマクドナルドとドラッグセイムスの間を脇に折れて洋服の青山に至る道路沿いのビルの2階にお店はあります。