牛めし 並盛 390円
キャンペーンが好評なようで店内はイートインの客だけではなく、テイクアウトで沢山注文する人などもいて、なかなかの混雑ぶり。
自分の番号が呼ばれて牛丼が取りに行くまで10 分以上かかり、牛丼1杯で10分待つんだという新鮮な感覚を味わうことができました。
牛めしのタレを変更して1周年を記念してのキャンペーンとのことですが、記憶の中の松屋の牛めしに比べると少しまろやかで大人しめになった気がします。
肉はボソっと感がなく柔らかいのですけど、ブニグニっと妙な食感のようにも受け取れるかもしれません。
でも、久々の松屋の牛めし、お値段以上に楽しませていただきました。
味噌汁のクセのない美味しさに時の流れと若干の寂しさを感じるのもまた一興ですね。
写真奥が富士見交差点に位置し、千葉の繁華街を長い期間見守り続けている松屋千葉店。
もう何十年もありますよね。自分が高校の頃から、あそこは松屋でした。当時の松屋は2階が定食を取り扱っており、1階の牛めしと分かれていたのですが、いつの間にか2階が松屋ではなくなってしまいました。
今日は松屋の2階に行くという時のあのドキドキ感、店内のやたら狭い階段を上る時の非日常感、今も忘れません。
「松屋は定食を食べにいくところ」と松屋を評する人がいて、それは恐らく、牛めしは吉野家等に比べて劣るが定食はメニューが豊富で美味しいという意味なのでしょうけども、自分にとっても少し違うニュアンスになりますが、ある意味で松屋は定食を食べに行く場所だったと言えるかもしれません。