2024年1月24日水曜日

レギュラーバーグディッシュ (びっくりドンキー 千葉蘇我店)

蘇我のびっくりドンキーでハンバーグをいただきました。


レギュラーバーグディッシュ300g 1280円

注文してから提供までは10分ちょっとでした。

300gの大きいサイズを注文しただけあって、出てきたハンバーグはわらじサイズの迫力。

食べてみると如何にも冷凍の合い挽き肉ハンバーグを焼いた平凡さで、すごく肉汁が溢れるわけでも、粗挽き感があるわけでもありませんでした。ただ、きつい味付けで誤魔化しておらず、安っぽい食感や臭いのない、落ち着いた味わいなので、素材は結構良さそうには思いました。

サラダもなかなかしっかりしたもので、ハンバーグも含め全体的にクセのない万人受けしそうなヘルシー感があります。

ハンバーグの汁やソース、サラダのドレッシングがそれぞれ混じり合わないように皿の設計が工夫されているというだけあって、ワンプレートにもかかわらず、それぞれ単独で邪魔のない味わいを楽しむことが出来るのは見事だと思いました。

気になったのは、卓上調味料が置いてないので、味変が出来ないこと。大きなハンバーグを大人しめの味付けであるレギュラーの和風ソースだけで食べ続けると流石に飽きがきてしまうので、仕方なく自分はサラダのマヨネーズをハンバーグに移動させて味を変えたりしました。

席が柵でパーテーションされていて店員や他の客の視界に入りづらいようにないっているので、悪戯対策に卓上調味料を置くのは難しい面もあるのでしょうが、何らかのオプションが用意されていると嬉しいなと感じました。

後は、水。店員さんが席に着いた時にコップに注いだものを持ってきてくれるのですが、他にピッチャーやセルフで注げるマシンがあるわけはないし、前述した通り、客席を従業員の視界から遮ることで、水が減っているところに気を配って注ぎにきてくれるという接客サービスを意図的にカットしているので、水のおかわりが欲しければ店員さんをわざわざ呼び出さないといけないのがちょっと面倒に思いました。

注文はタブレットで行います。テーブルにはメニューブック(大きい!)が別に用意されているので、タブレットではメニューが探しづらかったり、各メニューの魅力が分かりづらいなという人は本を利用できるのは有り難いと感じました。

ちなみに、会計もセルフで行います。レシートのQRコードを出口近くに設置されている会計用の機械に読み込ませて支払を済ませました。店内の懐かしさや温かみを醸す雰囲気と比べると、オーダーや精算のシステムはかなりデジタル化や省人化が進んでいて効率的。蘇我店ではペイペイを利用できないのが、個人的には少し不便。


柵で仕切られていることで他の人の目につきにくいので、半個室のように利用でき、落ち着いて食事を楽しめます。

また、カントリースタイルでウッディな店内はディズニーランド内のレストランと云われても頷けてしまうほどの非日常感を演出するのに成功しており、家族で特別な日に利用する人も多そうに思いました。

その名前を耳にしたり、実際に店を訪れる度に抱く疑問、びっくりドンキーはなぜ営業を続けていけるのかは結局今回も解消に至りませんでしたが、店内の雰囲気は良かったです。