ロースステーキセット レギュラー 1000円
食券を買ってトレーを用意して待っていると1分程で店員さんが加熱したステーキがペレットに載せられて提供されます。
ごはんや味噌汁などを用意するのも含め、ほぼ全ての接客サービスが省かれたセルフ式でフローが効率化されていることが良く分かり、うまく出来ているなと勉強にもなりました。
この店の特徴はなんといっても、メインの料理に対して、ごはん・味噌汁、生卵、野沢菜とキムチに牛しぐれというごはんのお供までが食べ放題というサービスが付くところ。
それで、メインも1000円の割には充分美味しいステーキがいただけ、大食漢だけではなく、老若男女が楽しめるお店になっていると思いましたし、ステーキを奮発して食べるハレの日のご馳走ではなく、ぐっと身近なものにさせているのはすごいなと唸らされます。
ロースステーキは若干の堅さがあったものの、筋っぽさはあまりなく、満足出来ました。
あえていえば味噌汁がマシンのエラーを疑うほどにだいぶ水っぽく、そのあまりの薄さにおかわりしようとは思えなかったのが気になったところでしょうか。
牛しぐれも味付けが薄かったのですが、こちらは食べやすくごはんが進むと個人的には思いました。
ただ、このあたりのごはんのお供などは、食べ放題の割には悪くないといった具合で、食べ放題という付加価値がなくなったらだいぶ魅力が色褪せるようには感じました。
ごはんは店がウリにしているだけあって、ふっくらと美味しかったです。
やよい軒のように機械のボタンをポチッと押すと茶碗へ選択した量が自動的に盛られます。
店内の通路は広めで開放感があります。テーブル備え付けの調味料(ソース類と塩)の他に、わさび、にんにく、生姜の小袋がセルフコーナーに置かれていました。
あみやき亭のグループが運営している『感動の肉と米』。
店名の意識の高さが気になりましたが、脚光を浴びていた頃のいきなりステーキややっぱりステーキへ初めて行った人はこういう気持ちだったのかもしれないと想いを膨らませるほどには、感動することが出来ました。