2025年11月13日木曜日

MAX (武蔵家 富士見店)

千葉市中央区富士見にある武蔵家でトッピングをMAXにした家系ラーメンをいただきました。


MAX 中 1400円

店内はカウンター席のみで構成。外から見ると小ぢんまりとしているんですが、入ってみると意外と奥行きがあり、窮屈さは感じませんでした。線で区切りの印がつけられた1席あたりのスペースも割と余裕のある分が確保されています。

券売機で食券を買って席に着いて店員さんに渡すとお好みを聞かれるので、全部普通と回答。その際にライスについてもどうするか尋ねられるので、中でお願いしました。

ドリンクはセルフ。マシンが中央あたりに位置し、店の入口付近の席に座るとマシンの存在が目に入りにくく、水はもしかしたら店員さんが持ってきてくれるのかもと最初は少し戸惑いました。

注文後、すぐにライスが提供されます。カウンターの上の台にきゅうりの漬物(カッパ)のケースが置かれているので、それをごはんに載せて少し食べてみますが、かなり硬めの炊き具合で家系らしさがラーメン食べる前のごはんからもう伝わってきました。
硬いといってもボソッとしていて古米のような質悪というわけではなく、無料ライスだからと侮れないレベルです。尖った硬さが少し勿体ないなと思ってしまったぐらいでした。

それから何分かしてラーメンが到着。
麺はゴワっというよりは少しだけ滑らかに寄っているかなという感じでスープとの絡みを考慮しつつも、食べやすさにも配慮されていることが伺えます。
なかなかの粘度のスープも、しつこさや塩辛さはないのにしっかり濃厚でこちらもパンチと食べやすさをうまく両立させていました。

チャーシューは家系といったらのパキパキという燻製風味ではなく、ホロという割とオーソドックスな感じでした。

西千葉の裏武蔵家で食べた時は老若男女ウエルカムな洗練された一杯という感想でしたが、それと比べるとこちらは対照的に硬派というか野暮ったさがある印象。
ところどころ見られるユニークな主張に受け入れやすさや嬉しさがあるかというと、そう思う部分とそうじゃない部分が個人的にははっきり分かれたかなあ、と……。

ただ、質が高くて美味しい一杯でしたし、接客も良く、システムについて貼り紙などできちんと説明があって分かりやすかったのもあり、居心地の良い店内の雰囲気に思えました。通りかかった時に営業していたらふらっと寄りたくなっちゃうような魅力が存在するのは間違いないです。




ナンパ通りの武蔵家。暫く休んでいた朝ラーが最近復活したようで、現在は朝5時から営業されているとのことです。
千葉の中心街で朝ラーしようと思ったら日高屋ぐらいしか選択肢がなかったと思うので、武蔵家の朝営業のおかげで夜勤明けやがっつり朝ごはんを食べたい時などに助けられている人もかなりおられるのではないでしょうか。