じゅうじゅうカルビランチ180g 1529円
ねぎ塩 牛塩タン 660円
なめらか濃厚プリン 100円
今回は開店直後の11時過ぎに伺い、ランチをチョイス。サラダとキムチがついており、ごはんと黒カレー、スープはセルフでの食べ放題サービス込。
ドリンクバーを利用する場合は別料金が必要でした。
お店の名前が冠されたじゅうじゅうカルビは鮮やかな見た目から自然と高まる期待を裏切らない美味しさで、実際に食べてみても肉厚でしっかりしているのに柔らかくジューシーでいくらでも食べられてしまいそう。
もし食べ放題プランを利用するならば、このじゅうじゅうカルビが食べ放題メニューに入っているコースを選ぶのがマストだと思ったほどでした。
量が少ないのが気になりましたが、ランチタイムはデザートが半額になり、100円ならまた次も頼んでみようかなと思いましたし、プリンがこのクオリティなら他のデザートも試してみたいとも感じます。
ごはん、黒カレーにわかめスープまで安定した美味しさで、特にわかめスープはしっかりしたわかめがたっぷりでしたし、味もしょっぱすぎず、あまりインスタント感がありませんでした。これらが食べ放題なのですから、ランチタイムはお得にやよい軒的な楽しみ方が出来てしまいます。
店内に入ってからの受付は店員さんに席へ案内してもらうシステム。注文はタッチパネルで、料理は回転寿司のようにレーンに自動で運ばれてきます。
とてもスマートかつ便利で、配膳ロボットよりアイディアと印象に優れているように感じ、特に食べ放題の時に使いやすそうと思う一方、トレイに乗った料理が座っている席の真横に止まるのではなく、どちらの席からでも取れるように席と席の間の中央に綺麗に止まるので、定食+αの注文品数だと皿が多く、取るのに体勢の工夫が必要でやや苦労しました。人によっては食べ放題でこれ繰り返したら腰を痛めてしまうのでは……。
また、店内が空いている状態でも入店してから席に案内されるまで何分かの待ち時間が発生するなど、まだオープンして間もないからか、オペレーションのぎこちなさや準備不足を感じる場面にいくつか遭遇したのも気になるところ。
料理も出てくるのに時間が結構かかったので、時間制限のある食べ放題コースの人やランチタイムのピークだとがっかりする人が出てきてしまいそう。
価格競争へ挑むために店員の数を絞っているからか、ややスタッフの数が足りていないような印象も受けました。
それでもスタッフの方からは良い接客をしようという想いは伝わってきたので、客側としても便利なシステムを存分に活用し、客とスタッフ共同で優れた店にしていきたいと思わせられるシステムと雰囲気のお店で、今後の飛躍に期待させられます。
焼肉きんぐと焼肉ライクとやよい軒と焼きたてのカルビのいいとこ取りをしようとしている欲張り設計なじゅうじゅうカルビ。
店内は広く、なかなかのキャパで、想像していたよりずっと雰囲気と料理の質は良かったです。