2024年11月30日土曜日

千葉県総合スポーツセンター~動物公園~千葉公園ウォーキングその2(千葉市動物公園・千葉公園編)

スポーツセンターを出て、動物公園へ向かいました。



動物公園へ行くのは簡単。空中に存在し、目立つモノレールの走路を伝っていけばいいのだから。どんなけもの道が待ち構えていても、レールがある限り、そこを歩きます。



すると見えてきました、動物公園。
近くに寄ると飼育小屋とか養鶏場や牧場のようなかぐわしきニオイが鼻をつき、子持ちならこういうレジャー施設が近くにあると嬉しいのでしょうけど、家の隣にあったらちょっと困るなあとNIMBYな気分に陥りました。





モノレール動物公園駅。
想像したより辺鄙というか、周囲は山の中にあるような人里離れた空間の雰囲気で、ディズニーランドばりに非日常感を演出することへのこだわりを感じさせます。近くにある下志津の自衛隊駐屯地の人がレンジャー訓練とかしててもおかしくないぐらいでした。


目的の動物公園。開園時間は午前9時30分から午後4時30分まで。この時、まだ朝7時30分なので、当然開いておらず、駅を利用する人もあまりいないようでした。ここから通勤・通学をしようと考える人はそれほど多くないのかもしれません。

Googleマップで見るとスポーツセンターと動物公園は敷地がほぼ隣接しており、スポーツセンターの駅側入口と動物公園の入口もそれほど遠いわけではないはずなんですが、スポーツセンターから歩くと思ったより難儀に感じ、これは電車代ケチらずに素直にモノレールで行った方が良いなと思いました。
穴川からスポーツセンターとか千葉公園から千葉駅ぐらいの感覚で行くと割と苦労します。




動物公園から千城台方面行きのレールに沿って歩くと、すぐ先に見えてくる千葉都市モノレールの本社。
ここから北に歩いて源町、愛生町を経由して再びスポーツセンターへ戻ります。




道中の愛生町にあった御嶽神社。まだ噴火の悲劇が記憶に新しいあの御嶽山に由緒があるのだとか。


六方町の調整池。この調整池に沿うように緑地帯が整備されており、ウォーキングコースとして地元の方々に親しまれ、コースの道中には多目的施設も設置されているそうです。


六方町を経てスポーツセンターへ戻ってきました。歩道橋からの国道16号線と京葉道の眺め。モノレールに乗っている時も同様でしたが、いつ見ても車の往来の激しさが伝わってきます。

自分はじっくりと己のペースで歩を進めて、千葉公園へ。





そして歩くこと40分程度で千葉公園総合体育館と競輪ドーム(千葉JPFドーム)に到着。それぞれの施設は命名権の関係で、現在はYohasアリーナ~本能に、感動を。~(総合体育館)、TIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)となっているようです。






ドーム横の芝生広場にはスターバックスやANY TIME FITNESS(エニタイムフィットネス)のような見たことあるお店からジビエ料理が食べられる珍しいお店まで色々とあって散策に刺激を与えてくれます。
店と店の間隔が結構空いており、時間の過ごし方にプレミアム感がある空間を演出出来ている一方で、店同士を比較するのに結構歩かないといけないことがネガティブにも受け取れました。この場所でやっていけるのかなという疑問もわきましたが、どうやら空きテナントはないようだったので、どこもじゅうぶん運営していけるだけの客が入っているのでしょう。


モノレール千葉公園駅。千葉から千葉公園駅は大した距離ではないものの、土地勘がないと急に道が裏通りや住宅街のような感じになって、意外とたどり着くのに苦労するんですよね。
もうだいぶ前の話になりますが、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のラッピングがされたモノレールの撮影や聖地巡礼をするために千葉公園へ訪れようとしたファンの中には思わぬ苦戦を強いられた人もいるのではないでしょうか。




「上」を堪能し終わったら下へ降りていきます。綿打池の存在もあって、上か下なら、下の方が千葉公園というイメージを抱く人が多いと思われます。





綿打池(わたうちいけ)。
池に沿うようにベンチがいくつもあり、環境管理型権力によって長居をさせようとしなかったり、ホームレス対策の寝そべらせないようなデザインもされていない、背もたれのあるゆったりくつろげる昔ながらの木のベンチです。千葉駅周辺だと無料で休む場所を確保するのはなかなか難しいですが、ここなら容易にゆったりと時間を過ごすことが出来ます。








ベンチに座っていると野鳥の歓迎を受けることが出来るのも千葉公園の魅力。
看板を参照すると、白いのがおそらくユリカモメであることは分かります。




ボート乗り場と社会福祉法人が運営に関わっているという良さげなお店も発見。
綿打池は千葉市内で唯一ボートに乗ることの出来る池なのだとか。





ボート乗り場近くから荒木山を登ると、遠くに千葉そごうを望むことが出来ました。
時刻は9時30分前といったところ。そろそろ町に活気があふれだす時間なので、千葉駅方面へ向かうことに。



ヨドバシカメラがいなくなった後の塚本ビル。
旧ヨドバシ跡地には何が入るのだろう。



そごう別館のジュンヌだった場所に移転した新ヨドバシカメラ、人の流れ的にビックカメラと比べると依然として不利かと思ったのですが、以前のジュンヌの頃に比べて多くの人がいたように感じました。
こちらの通りの方が大切な人と一緒に歩いたり、グループで行動している時に客引きに遭遇していやな気持ちになることもないので、今まで「裏道」的だったこのヨドバシ前から千葉中央方面の駐輪場へ抜ける道をもっと明るくするなどして、通行しやすく整備すれば人の流れに革命を起こせそうな気がします。

店内は以前に比べれば間違いなく開放感がある広さで買い物がしやすくなっていると思いました。トイレも流石、百貨店の別館だったところに移転しただけあってキレイで使いやすかったです。
店内が広くなったことで、単純に店員との物理的距離が遠くなったようにも思うので、聞きたいことがあった時にどの店員に声をかけていいのかなどで少しハードルが上がった気もします。
一方で、百貨店マインドとヨドバシ商魂が継承されて、店員から声をかけられてセールスをされる機会がどうなったのかなども気になるところ。





実はこの日の目当ては新ヨドバシよりもヨドバシの下にオープンしたユニクロでした。県内最大級という触れ込みだけど、あまりにも人が多く、混雑のせいかこちらはヨドバシと比べて売り場面積の広さについてはあまりピンと来なかったです。
売り場は広かったとしても、いくつかの商品を見る限りでは、細かく見るとオンラインショップでは存在したあの色が店舗では並んでないということはやっぱりありました。
それと基本、商品が折りたたまれているので、あまりに混雑していると商品が自分のサイズにあうかとか実物のチェックが億劫になってしまいました。求める商品はそれぞれだから仕方ないとはいえ、個人的にはサンプル用の掲示がかゆいところまで手が届いていない気もします。
通路の狭さを考えると自宅近くのユニモちはら台の中にある店舗の方が広々していて快適に買い物できそうに思いました。

でも、5000円以上の購入で抽選会に参加出来るイベントが開催されていたので、買い物後にくじを引いてみたらなごみの米屋のぴーなっつ最中が当たり、良い思い出を持ち帰ることが出来ました。