2024年11月7日木曜日

第二種電気工事士の学科試験を受けました

10月27日(日)に第二種電気工事士の学科試験を受けました。

・CBT方式と筆記方式があり、試験への対策期間の関係で試験日の遅い筆記を選択しました。

・会場は千葉大学・西千葉キャンパスの工学部。他に教育学部が会場だった方もいたようです。メジャーな資格試験で受験者が多く、1時間以上前の段階で、もうかなりの人がキャンパスを歩いて会場へ向かっておりました。キャンパスは広いですが、一定の距離ごとに案内をするスタッフの方が配置されていましたし、人の流れに従っていれば迷うことはなかったです。

・希望受験地と受験者の居住地によって妥当なところへ振り分けられているようですが、受験申込の際に、場合によっては希望の受験地とはならず、ランダムで全国の都道府県どこかになる場合もあるとの注意書きに同意する必要があったので、受験票が届くまではちょっとした不安などのストレスを抱えることになりました。更にいえば、受験票が届くのは試験前2週間をきったあたりで、割とぎりぎりだったのにもやきもきさせられました。

・こういう懸念を払拭するために、試験対策時間がしっかり取れる方であれば、受験票不要で、ある程度試験日や会場を自分でコントロールできるCBT方式の方がおすすめかもしれません。

・解説動画などのネット上の情報で、試験会場には余裕を持って1時間以上前に到着するようにし、暗記ノートや問題集などで最後の確認をしようというアドバイスがあり、自分も1時間前に千葉大学の工学部へ到着したものの、(少なくとも千葉大工学部は)試験1時間前(午前9時)にならないと会場の建物には入れないということで、結構外で待つことになりました。当日は快晴だったから近くのブロックに腰掛けて待てたので良かったものの、雨が降っていると結構しんどかったかもと思いました。

・試験は多数の規模の小さい教室で行われ、相当な受験者とまたスタッフの数がいることが察せられました。自分が受験した教室は3人がけの長机を2人で利用しました。荷物は椅子の下に置くなど不正や混乱がないようにしっかりした指示がなされ、会場の空気が厳粛なものに包まれていました。

・試験時間は午前10時から午後12時までの2時間でしたが、1時間経過後は退室が認められます。当然ですが、トイレなどやむを得ない理由での途中退室ではなく、解答用紙をスタッフに渡すことで試験が終了したことを宣告しての退室なので、出てしまうと再び入室することは認められません。体感6割程度、ほとんどの人は1時間の段階で退室されていたように思います。

・試験会場には時計がないので、心配な方は持参した方が良さそうですが、試験時間の2時間は全50問、4択の学科試験はに対して、充分すぎると感じます。

・試験対策で利用していた学習参考書や過去問などでは電気用品の画像や図記号などがやや小さくて見づらく、ルーペなどを用意することも考えさせられましたが、実際の試験の問題用紙はタブロイドの小さめ新聞サイズぐらいはあり、文字も画像もしっかり見やすかったです。

・問題用紙は持ち帰ることになるので、予め自分の解答を問題用紙に記録しておけば、試験終了してすぐ後にオーム社のサイトで掲載される解答速報で自分が何点獲得したのか、自己採点で分かります。

・自分は50問中、2問間違えてしまいました(96点)。今回の試験は、全体的には過去問で見たことあるような問いが多かったと思うので、合格ラインとなる60点を目安に考えれば、それほど難しいとはいえないのですが、90点から満点の範囲を目標とした場合は、直近の過去問ではなかなか見なかったような問題がいくつかあり、やや苦戦をさせられ、難しいという印象を抱いた人もおられたのではないでしょうか。

・ちなみに自分が間違えた問題は、回路計(テスタ)の読み方と配線図の心線の数でした。

・複線図問題を間違えてしまったことは技能への不安を抱くことになったものの、とりあえず学科はクリアしたということで、今度は次回の12月技能試験に向けて対策を頑張りたいと思います。



会場となった千葉大学西キャンパス。絶好のロケーションに広大なキャンパスを構えております。こういうところで学べる学生さんが羨ましくなりますね。ただ、試験会場の教室は結構小ぢんまりとしていて、窮屈さがあり、コロナ禍でソーシャルディスタンスを確保するために大学関係者は多大な苦労をされただろうな、また国公立ならではの負担もあるのだろうな等と色々と考えさせられました。