ユニモちはら台の中にあるくら寿司で何皿かお寿司をいただきました。
えび 115円
サーモン 115円
あなご 115円
はまち 130円
チャンジャ 115円
店内では、しっかりと寿司が回っており、回転寿司チェーンも回らないのが当たり前になってきているなか、今でもぐるぐると寿司を回す文化を守っているところに、かつて「食の戦前回帰」を謳って炎上したくら寿司の矜持のようなものが窺えました。
抗菌寿司カバーで皿が保護されており、客として安心感はあるのですが、初めてや久々だとこれを外して取るの意外と戸惑ってしまいますね。
お寿司はどれもさすが大手チェーンと唸らされるクオリティで美味しかったです。回っているお寿司はどれも115円なので、今回はそちらをメインで楽しませていただきました。
115円も含め全てのメニューはタッチパネルから注文する方式でもあるので、試しに130円のはまちを頼んでみたのですが、提供まであっという間でした。
そして、寿司の鮮度、出来立て感が回っている寿司とはなかなかの違いが分かるほどで、もちろん回っているものでも充分美味しいのですが、ファミリー層で混み合う週末のランチタイムや忙しいビジネスパーソンの食事というシーンを避けて入店できるのであれば、同じ値段で少しでも美味しいもの食べるためにタッチパネル注文をすることが一つのコツとなってしまうように思います。
それが如実に感じられたのはチャンジャで、韓国の塩辛というこのメニューは意外と辛味やクセがなくて食べやすかったものの、海苔のハリなどはかなり弱く、マイナーメニューなだけにそれなりの時間を回っていたことを感じられました。
カバーをすることで衛生状態や鮮度を維持するというくら寿司のアイディアと技術は素晴らしいのですが、現在の回転すしの魅力の大きなものの一つである作りたての美味しさまでを保つことはなかなかに難しいようです。
それでも、回っている実物を見たほうが自分は目で楽しめて食欲が湧きますし、その場のタイミングなどで寿司との出会いのストーリーも紡げるので、回っているものを取るのは、ならではの良さが体験できると主張したいと思います。
ユニモちはら台1Fのレストラン街にあるくら寿司。
以前あったポムの樹(オムライス屋)とはーべすと(食べ放題の自然食レストラン)の跡地、2店舗分のエリアに2022年12月堂々オープン。
回っている寿司を取るシステムの関係でお皿投入口があったり、それを活かしたビッくらポン!という景品が当たるゲームが存在します。
受付から会計まで、基本的にはセルフなんですが、会計決定時に店員さんがテーブルの状態について確認を済ませてから客はレジへ向かうことになっています。口頭では注文したのに届いてない商品がないかを聞かれますが、目は未投入の皿がないかなどの不正を防ぐ役割を担っているような働きをしておりました。
客としては、他のチェーンと比べて煩わしさがあるものの、様々な迷惑行為などが存在するようなのでその抑止にもなっていると考えれば、頼もしさによる安心感を得ることも出来ます。
店員さんとのこのわずかな確認をするだけの時間のコミュニケーションが楽しいと思う人も中にはおられるかもしれませんね。
まるでユニモの中にお城が現れたかのような外観がテーマパーク感あるくら寿司ユニモちはら台店。
店内も外観に負けない独特なシステムなどで、なかなかのエンターテイメント性を堪能することができます。