千葉銀座通り、阿づ満庵本店の入っているビルの2階に店を構えている中国料理店・生味園に夕方18時前ぐらいに入り、海老ラーメンと餃子を頂きました。
花の金曜日なのに、千葉銀座通りの人通りはまばらで、銀座の夜はこれからということなのか、それともこれが今の銀座通りの実情なのかと思いながら、店に入ると、空席こそ多かったものの、客は基本的に宴会のグループ客ばかりで、中には個室を借り切って楽しむ団体客もいてそれなりに賑やかさを感じる。
むしろ、一人客が自分ぐらいなので、ここに僕は一人でいていいの状態になってしまった。だが、千葉銀座通りの寂しさを体験した後だと、それは後ろめたいというよりは、妙にこそばゆかったりする。
海老ラーメン 880円
焼きギョーザ 400円
海老ラーメンのスープはかなりあっさりしていて控えめテイスト。個人的にはもう少し塩味が効いているか、出しや旨味をたっぷり味わえる方が好みだし、そう思っていたので、ちょっとびっくりした。それぐらいあっさりに感じた。
下味がついた海老が5尾から6尾入っており、野菜もたっぷり入っているのでボリューム的には満足でき、量と上品さを兼ね備えていると言える。
餃子はすごくジューシーとか皮にモチっと感があるというインパクトのあるものではないものの、なかなかの肉厚感でしっかりと手作り感を味わえ、お店で王道の餃子を食べたいという時にいいのかもしれない。
面は細麺。タンメンとかにあるゴワつきのある麺よりは好みで美味しくいただけた。
若干のコシがあり、所謂うまいと評判の町中華の麺ほどの独特さや主張の強さほどではないが、これを冷水で締めて作られた冷やし中華はどんな味わいが楽しめるんだろうと期待したくなる。