上うな重 松 ご飯大盛り 2900円+100円
専門店で職人が炭火で焼いた鰻と遜色ないものがリーズナブルに楽しめると評す人もいる鰻の成瀬。
今回頼んだ上うな重の松はお重からはみ出るほど鰻のボリュームに迫力があり、確かにこれを2900円でいただけてしまうのかと唸らされるビジュアルをしています。
全体的に鰻はふっくらと柔らかくて、美味しかったです。タレも甘ったるさやくどさがそれほど強くなく、良い感じで醤油の風味を引き立てる巧みなものになっており、ちょっとタレをかけすぎたかなというぐらいかけてしまっても個人的には全然気になりませんでした。
ただ、鰻の表面は想像や期待よりは香ばしいというほどではなく、これは鰻の美味しい店でも必ずしも表面がすごい香ばしいというわけではないですから、好みの問題なのでしょうけども、表面と中のふっくら感のコントラストが弱かったところは気になりました。
また、やや薄っぺらい部分やムニュッとした食感とそれへのどこか物足りないフォローなどから隠しきれない安っぽさを察する場面もあり、街の鰻屋さんと肩を並べる美味しさというのは個人的にはちょっと盛りすぎな評価なのではと思ったのが正直なところです。
とはいえ、少し照明が落とされて落ち着いた雰囲気の店内は、鰻を食べるのにぴったりな特別感のある空間が堅苦しくなり過ぎない程度に演出されていますし、この値段でこのクオリティの鰻がいただけるのは、単身はもちろん、家族連れの方なども大助かりでしょう。
大きな通りの大多喜街道から見て八幡消防署やあじ平の裏(奥)へ少し行った、こんなところに鰻屋がとちょっと驚かされる場所にある鰻の成瀬八幡店。
近くに市民プール(八幡のプール)があるので、夏場は行楽帰りの客が期待できそうなロケーションには感じました。
少し前まで飛ぶ鳥を落とす勢いであちこちに出店を続けていた鰻の成瀬も最近はその勢いが陰ってきているらしいとのこと。この市原八幡のお店は果たして大丈夫でしょうか。




